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2-12 幸せな時間 2

last update Terakhir Diperbarui: 2025-06-16 09:23:39

 約1時間後――

4人は店を出た。時刻は早いものでもう17時を過ぎている。

「今夜はね、蓮と庭でバーベキューをするつもりだったの。食材を2人分追加するからみんなでバーベキューパーティーをしましょうよ」

明日香の提案に一番喜んだのは言うまでも無い、航だった。

「すっげーな。蓮。楽しみだな~」

航は蓮の頭をグシャグシャなでた。

「うん! すごい楽しみ! ねえねえ航お兄ちゃん。今夜は僕と一緒に寝ようよ。いいでしょう?」

蓮は航にしがみついた。

「蓮ちゃん、航君をあまり困らせては……」

朱莉が言いかけると航が口を挟んできた。

「何言ってるんだ、朱莉。俺も蓮と一緒に寝たかったんだよ。な~蓮。よし、なら上のロフトで寝ようぜ。俺がお前を抱っこして上まで運んでやるよ。ロフトからなら天井に窓があるか星空も見えるぞ~」

「うん。僕ねえ……星見るの大好き。明日香ちゃんも星を見るのが好きなんだよ。ねえ~」

蓮は航に抱き付きながら明日香を見る。明日香も笑顔で蓮を見つめていた。

そんな様子を見ながら朱莉は思った。

(フフ……こういう暮らしも素敵かも……。何だかシェアハウスみたいで悪くないな。この暮らし方なら、私もずっと蓮ちゃんと一緒に……)

そこで朱莉はすぐにその考えを打ち消した。

(でも駄目よ。こんな考えは自分のエゴでしかないわ。私はいつの間にか贅沢を言う人間になってしまったのかも。いつまでも夢みたいなことを考えていないで、これからは現実を見つめていかなくちゃ)

(でも……)

朱莉は願うのだった。今の幸せが……もう少しだけ長く続きますように――と。

****

 その夜は盛大なパーティーが開かれた。

バーベキューを仕切るのは航。みんなのリクエストに応えて肉や野菜を焼き、皿に取り分けていく。

「お? 何だ~蓮。お前ちっともピーマン食べてないじゃないか」

航は蓮の皿の上に乗っているピーマンの山を見た。

「うえ~だって僕ピーマン苦いから苦手なんだもの……」

「そうなの。蓮ちゃんピーマンが苦手で……細かく切ってカレーに入れれば食べるんだけど」

朱莉の言葉に蓮が驚いた。

「ええ? 僕……カレーの中にピーマンが入っているなんて知らなかったよ」

「フフ……蓮。お母さんの作戦勝ちね。さあ、これでもうピーマンが食べられないなんて言ってられないわよ?」

明日香がクスクス笑う。

「ええ~そんなあ……」

すると航が
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